さて、売却すると決まったら不動産業者に査定依頼をします。

査定依頼について、よくお聞きする質問についてまとめてみました。

Q1. 不動産屋に売却の見積もり(査定)をお願いしようと思いますが、何社かに相見積もりをした方が良いのでしょうか?

A. 一社のみで判断される方もおられますが、ご自身が納得する為に数社に声を掛ける方も多いです。ネットで「一括査定」できるサイトもあります。基本的には現地を確認しなければきちんとした価格は出ません。複数社に依頼する場合、その都度対応しなければいけない手間が掛かります。

Q2. 不動産の査定依頼で用意しておくものはありますか?

A. ほとんどの場合は物件を現地確認できれば簡易査定は可能ですが、登記簿謄本や設計図書、購入時の不動産の売買契約書、隣地との取決め書、筆界確認書、測量図があるとスムーズに進みます。

Q3. どこの不動産屋に査定依頼をしたらよいのでしょうか?

A. 査定依頼はまず、その地域に強い不動産会社かどうかが大切です。地域の事を良く知っている、地場の(地域の)不動産会社なら近隣の物件相場や売り出し状況を熟知しているはずです。大手不動産会社ならたくさんの取引事例から価格査定をすると思います。 査定依頼をしたからといって必ず売却の依頼をしなければいけないわけではないので、親身に相談に乗ってくれる業者かどうかまずは話を聞いてみることが必要です。

不動産会社に相談する前に、まずは自分で情報収集をしよう

不動産会社に相談する前に、いくらくらいで売れるのか自分自身で情報収集することが大切です。

売却する不動産の価格を知る上で参考となる価格情報(取引事例など)は、不動産会社が独自で蓄積したものがほとんどで簡単に入手することができません。

ただし、公的機関が評価した価格などネットで閲覧できる価格情報もあります。

●土地

●中古マンション・中古戸建など

ネットでの販売状況を確認したり、土地の価格から相場を割り出す方法が一般的です。中古戸建で築年数が30年以上経っている物件は、土地の価格として評価されることが多いです。