不動産投資をご検討中の方が当社にも時々ご来店されます。

今回お話をお聞きしたお客様は、40代の男性の方。

銀行に預金をしていても、利息はわずか。今のお仕事は肉体労働的な部分があり、今後年齢的に体を壊したら収入が不安定になることが予想されて、ご不安とのこと。

仮想通貨や株、投資信託なども検討したけれど、形で残る方が良いというお考えに行きつき、収益物件を購入して資産を形成していこう、となられたようです。

不動産投資初心者におすすめの物件とは?

まずは、背伸びせずに購入できる物件を探すことです。

今回のお客様にもお手持ちの現金で購入できる範囲の物件で探すことをおすすめしました。現金を持たずに土地建物すべてをフルローンでアパート経営が出来た時代は過去のものです。少し前に話題になった、スルガ銀行の問題もあって金融機関は融資に厳しくなっています。投資目的の不動産購入に住宅ローンは使えませんし、投資目的のローンであっても融資がつきにくいのが現状です。親や親せきに借りて購入する、ということもあり得るとは思いますが、まずは自己資金で購入可能な範囲の物件から探すことをおすすめします。

不動産投資初心者がすべきことは?

とにかく物件を検索しまくる事!これに尽きます。今はSUUMO、athome、HOME’Sその他たくさんの不動産物件検索サイトがあります。収益物件専用の楽待というサイトもあります。

ネットで買える範囲の物件を検索しまくり、これは!という物件があれば、家賃相場を確認します。固定資産税、集合住宅なら管理費や修繕積立金などを合わせても7~8%以上の粗利があれば御の字です。

但し、安い物件には必ず理由があります。不動産に限って、お買い得品というのはありません。

リフォーム費用にお金が掛かったり、土地に問題があったり、隣近所にややこしい問題があったり、必ず何かしらの理由があります。その理由がクリアできる問題かどうかが大切なポイントになります。

結局、どんな物件を選んだら良いのか?

自己資金で購入できる範囲の物件で、収益も見込めそうな物件が見付かったが、リフォームにどれくらい費用が掛かるか分からない、という場合も多いと思います。

基本的に収益物件は自分自身でできるだけ直す、というのが私の考えです。

戸建ての外壁塗装や電気工事など、手先が器用なだけでは太刀打ちできないものもありますが、基本的には自分で直す心意気がないと儲かるものも儲からなくなります。

リフォームに100万円以上掛かってしまったら、それを回収するだけで1年以上掛かって効率が悪くなります。

今はyou tubeなどネットでDIYの方法はいくらでも出てきますので、自分で直せるところは直す前提で物件を探すことをおすすめします。

もちろん、全くやったことが無い方が工具を揃えるところから、となるとご不安もあると思いますので、当社では見学した物件ごとに「いかにお金を掛けずにきれいに仕上げるのか」をご説明するようにしています。

お金を掛けない=頭を柔らかく」 です。

脱線しましたが、結局のところ不動産投資初心者の方には「出口」がはっきりとしている物件を購入することが一番おすすめです。

つまり、投資している物件を売却する時に損をせずに売れるのか、です。

今後人口減少で3軒に1軒が空家になると言われています。そのような時代に収益としてなりたつのかどうか。難しい時代ですが、その中で生き残っていくことが大切です。

当社では、不動産投資家を目指す方のお役に立つよう、しっかりと時間を掛けてご相談に乗ります。いつでもご相談くださいませ。

スタッフの冨永です。親身な対応を心掛けています。