先日玉津界隈(当社が毎月発刊する、地域情報誌です)の取材で、神戸市西区玉津町新方の清水寺さんにお邪魔してきました。

住職さんに御忙しい所を無理を言ってお邪魔しました。

以前もこちらのブログで清水寺さんについて書きましたが、

天台宗の「播州薬師霊場 第三番札所」にもなっている、住宅街にある名刹であります。

住宅街の中にありながら、一歩足を踏み入れると全くの別世界に入ったような清々しいお寺です。

詳しいお寺の情報は、玉津界隈でお伝えするとして今日は、その日に撮った

お寺の外観の写真をお届けします。

立派なお寺のお玄関の屋根。屋根のてっぺんに何か乗っていますね
鬼瓦です。こちらは「古代鬼面鬼瓦」と呼ぶようです
別の屋根にはお口を閉じた鬼瓦が。
百日紅(別名さるすべり)の花越しの古代鬼面鬼瓦

wikipediaによると、

鬼瓦(おにがわら)は和式建築物の棟(大棟、隅棟、降り棟など)の端などに設置される板状の瓦の総称。略して「鬼」とも呼ばれる。厄除けと装飾を目的とした役瓦の一つ。 鬼瓦は、棟の末端に付ける雨仕舞いの役割を兼ねた装飾瓦で、同様の役割を持つ植物性や石、金属などの材料で葺かれた屋根に用いられるものを「鬼板(おにいた)」というが、鬼面が彫刻されていない鬼瓦も鬼板という。一般的に鬼瓦といえば、鬼面の有無にかかわらず棟瓦の端部に付けられた役瓦のことをいう。

また、鬼瓦は魔除けや厄よけや、家内安全・無病息災を願って取付けられたとも言われています。

現代では瓦屋根も少なくなり、ましてやこのような立派な鬼瓦を使う家屋は神社仏閣以外ではほとんどなくなりました。

需要も少なくなったこともあり、鬼瓦を作る職人さんの鬼師は、全国に150人ほどのようです。

意外なきっかけで鬼瓦についてお伝えしました。ではこの辺で!