家を売ろうかな、と思った時によく受ける質問についてまとめてみました
目 次
Q1.家を売ろうと思うのですが、何から手をつけたらよいですか?
A. まずは住み替えのざっくりとしたイメージをもつことが大切です。いつまでに売却したいのか、いくら位で売りたいのか、売れた後にどこに住むのか、賃貸なのか買い替えるのか等。家族や親族での考えを統一しておくことが大切です。
Q2.うちと同時期に建った家が2,000万で売出中です。我が家も同じ位で売れますか?
A. 不動産は一価一物と言って、同じものがふたつと存在しません。同じ地域であっても様々な条件によって価格が変わります。
建物のメンテナンスやリフォーム歴、特に費用が掛かる外壁や屋根のリフォームの有無で評価は変わります。また、不動産のかかっくを出す時に一番大切なのは土地の価格です。前面の道路が公道か私道か、道幅は4M以上かどうかなどによって価格が大きく変わります。
類似の条件であっても、一概に同じ位で売れるとは限りません。
Q3. うちは旗竿のような形状の土地ですが、評価は下がるのですか?
A. 旗竿地の「竿」の部分の間口や長さによって評価が変わります。同じ坪数であっても四角形で道路に広く面している土地の方が評価は高くなります。
Q4. 評価が付きにくい土地にはどのようなものがありますか?
A. 上下水道のライフラインやガスの種別なども価格に影響があります。
昭和50年代前後の乱開発の一戸建て住宅の中には、上下水道が他人地(隣接する別の敷地内)を通っていて再建築する場合に引き込みをし直さなければならなかったり、引き込みができない、というケースがありますが、この場合は評価が下がります。
また、浄化槽も評価は低くなります。
ご自身の家の上下水道の状況は、市役所で確認することが出来ます。
Q5. 相続した不動産を売るか、貸すか迷っています。
A. 固定資産税や管理費・修繕積立金などの固定費とリフォーム費用(貸し出す時、壊れた時、入れ替わりのタイミング)と家賃を比較して、プラスになるなら貸し出す、というのもひとつの方法です。
また借り手の募集や家賃の集金などを不動産会社に任せるとそれも手数料が掛かります。(安心ではありますが)
ただ、中古物件の空家が今後は世の中に多く出回ってくると思われますので、売れるときに売っておく方が問題の先送りにならない、という考え方もあります。
Q6. 住宅ローンの月々の支払いが大変です。売却して賃貸に引っ越そうと思っているのですが・・・
A. まずはいくらで売れるのかとローンの残高を比較してプラスになるかどうかを確認する必要があります。新築を諸経費も含めてローンを組んだ、という方の場合、そのほとんどは残債額の方が売却金額より上回るケースです。
ローンを借り換える、という方法で月々の支払額を下げる方法があります。
現在、史上最低金利続行中です。ローンを始めた時よりも金利が低いようなら月々の支払いが下がったり、保障面が充実することもあります。
ただし、今借りている銀行と別の銀行での申し込みになります。
当社でも借り換えをご紹介して、月々の支払いを下げるだけでなく借り換えのタイミングで外壁塗装代も捻出できた方が居られます。