9月の初旬より本格的に工事を始めた、マンションのリノベーション工事がいよいよ大詰めになってきました。

工事の終盤には、クロスやフロアータイルなどの内装工事とキッチンや洗面台、トイレなどの器具付けがあります。

今回のリノベーションのテーマは、何といっても「リフォーム済みマンションにはなさそう」な内装にしよう、ということでクロスの選定には、ほんとーに時間が掛かりました。

「無難じゃなくて、素敵に」、というお題のプレッシャーが重くのしかかります

決めては却下し、また別のパターンで検討して・・・と本当に悩みに悩んで壁紙を選定しました。楽しいはずのクロス選びがこんなにも苦痛、産みの苦しみを感じたことはありません。

クロス屋さんのMさんがいつものように手際よく作業を進めてくれます

壁や天井のクロスを貼る前に、「パテ」といいまして下地の処理をしていきます。お化粧でいう所の「下地を塗る」っていう作業です。仕上がりに大きく影響します。

中古のマンションの壁や天井は下地が悪い所も多いのですが、パテ処理だけではクロスを貼った時に粗が目立つことがあります。

パテ処理だけではおさまらない箇所は下地にベニヤを張ります

今回の現場も、下地の凹凸が目立つところがいくつかあり、薄ベニヤを張って補修をしました。

下地補修が終わったら、いよいよクロスを貼っていきます。

内心ドキドキの木目の天井クロス 結果は貼ってからのお楽しみです

クロスなどの内装工事が約5日間で終了。残すはフローリング張りと雑工事のみになりました。

通常、フローリングはクロス工事の前に完了させるのですが今回は工程の都合で最後にフローリングを施工します。

楽に終わる現場はひとつとしてありませんが、今回も迷いに迷って、試行錯誤しながら進めた思い出深い現場です。

完成まであと少し! 最後まで心を込めて作っていきます!!