当社の社長は兼業農家でお米を作っています。

6月に入ると間もなく田植えをしますが、今は懸命に苗床を育てています。

お米作りとお水は切っても切れない関係です。

池から用水路を通って水田に水を入れますが、そこで必要になってくるのが、

「堰板(せきいた)」と呼ばれる水の調整をする板です。

通常は木製の板を使用しますが、摩耗するので塩ビ製のものをネットで探すと

結構な値段がすることが分かり、あるものを使って自作することに。

塩ビ管です。ホームセンターに売られています。排水管なんかに使われるものです。これを・・・。
社長がドライヤーのようなもので何やら作業しています。
工業用ドライヤーで塩ビ管に熱を加えて平らに加工しています。
同じ材質なのに塩ビ管ならかなり安く入手できる、ということらしいですが。。
これが完成品です。人間やる気になったら何でもできるもんだなぁと感心します。
創意工夫、大切です。

出来上がった堰板は用水路に無事はまり、

大成功だったようです。

丸い塩ビ管が平らな板になるとは、、驚きです!