今日は「夏至」。一年の中で昼が一番長い日です。確かに、ライスの散歩をしながら、19時近くでも暗くなく、陽が延びたな~と感じます。

今年も後半戦に差し掛かった、ということですね。気を引き締めなければ!

先日、ネットで面白い記事を見つけました。「マンションは中古で買うのが当たり前の風潮」というタイトルのコラムです。

それによると日本人は、新しいものほど良いという感覚の人が多いというイメージがあり、車でも洋服でも家電でも新しいものほど価値が高く、人が使ったものは嫌という感覚を「常識」としている人は多いが、一方、住宅に関しては誰かが住んでいた中古住宅に抵抗なく住むのが一般的で、車などは新車でなければならない人でも、結構賃貸マンションや中古住宅を購入しているケースが多いというのです。

なるほど、確かにそうですね。

家に関しては中古が普通という「常識」があるのかもしれません。

あるのかもしれない、というのは、私自身が中古品(家はもちろん、車、家電、洋服など)に全く抵抗がないので、想像の範疇を超えない、ということにはなりますが・・・。

新しい方がいいに決まっているが、広さ、間取り、エリア、そして予算などの条件を考えると結果的に中古になってしまった、、仕方なく、、ということかもしれません。

話は少し変わって、、、

当社は不動産の買取をさせて頂いておりますが、残置物がごっそりとある家も結構あります。台所には調味料、室内には洗濯物が干したままと昨日まで住んでいたようなお家もあります。

そういう場合のほとんどは、所有者だった方が亡くなったり、施設に入所されて親族が売りに出すというケースです。そしてそのテンコ盛りの家財の処分に困り、こちらで対応させて頂くことになります。

残置物と言っても、かつての所有者さんが使っていたもの。私も片付けの手伝いを良くするのですが、その方の生きてきた足跡が垣間見れて、複雑な心境になることがあります。

実は今、買い取らせて頂いたお宅の残置物の片付けに追われています。

不動産でも家財でも「物」を所有するということはいつか手離す時が来ます。だからこそ、本当に欲しいものだけ、自分にとって価値のあるものにこだわって所有していきたいなーと、ゴミ袋の山をながめながら感じました。

スタッフの冨永です。親身な対応を心掛けています。