高齢化社会と言われて久しく、今では超高齢社会と呼ばれるそうです。
住宅の一次取得層の多くは小さな子供が居る35歳前後の夫婦が多くを占めている
ということで、ほとんどの新築物件は「35歳+生まれたて」向けです。
本来は、それぞれのライフステージに応じた住宅が供給されるべきですし、
実際当社でもご購入されるお客様は多様で、賃貸に30年以上住まわれた
50歳以上のご夫婦、中学生の男の子の居るシングルマザーの方、お子さんの居ない
40代半ばの方、独身の男性や女性など様々です。
私ども不動産屋として地域の方やご縁のあった方にどう貢献できるのか。
世の中の変化のスピードが速く(年のせいでそう感じている?)、住宅も街も
多様化させなければ生き残れないと肌で感じています。
では多様化とは何でしょう。
私が考える多様化とは、例えば子供が巣立っても結婚して実家の近くに住むといった
「近居」が実現することで年老いた親世帯が暮らす街に子世代が戻り、親の老後の
心配が少なくなる(親も安心)、自分たちの子供へ目配りをしてもらうという双方のメリット
が発生するケースや離婚した女性が子供と共に実家のある街に移り住んできて親に
子育てを手伝ってもらうケースなど、幅広い層にとって居場所のあることだと思います。
私自身は結婚を機に高津橋に参りましたが、空気がきれい、買い物が便利、人が暖かい、
など(もっとあります!)、この玉津の地がとても好きです。
玉津に色んな層の方に住んでもらい、もっともっと活性化することで更に好循環が生まれる、
そのお手伝いが微力ながら出来たらなぁと思っています。