目 次
サブスクリプションシステムとは?
去年からよく耳にした、「サブスクリプション」。いわゆる定額サービスのことで、
フレンチやイタリアンなどの外食、洋服、バッグ類、車などを毎月一定額を支払えば、
とっかえひっかえのサービスが受けられるという仕組みのことですが、最近は賃貸住宅のサブスクリプションシステムを
ANAやJR東日本などの大手を株主にした会社(ADDress)が話題になっています。
住宅のサブスクリプションシステムと地球温暖化対策との関係
毎月一定額(月額4万円~)を支払うと全国24か所にある空家や空き別荘を自由に利用できるもので、
自由な住まい方に魅力を感じる人、例えば一定の企業に所属せずにフリーランスとして働いている人には
人気が出そうな仕組みです。(光熱費込、場所によっては住民票の移動も可。但し最長滞在は連続7日)
家族が居る人だと多拠点への移住は子供の学校の問題など、ハードルが高そうではありますが、
個人的には元気な高齢者層が利用するのではないか、と思います。
ちなみにこの会社では、単に賃貸住宅のサブスクリプションシステムだけではなく、追加のオプション費用を支払えば、
株主や業務提携先の企業の鉄道、飛行機を一定数利用できるようになるとのことで、マイカー移動をしないことによる
地球温暖化につながる温室効果ガスの削減、交通渋滞、高齢者による事故などの社会問題も解決できるサービスも同時に提供しています。
聞いただけでも夢のあるシステムですね。
不動産オーナーとサブスクリプションシステム
日本各地にある賃貸住宅への移動に際してのコストが抑えられれば、多拠点移住はより現実的になります。
では、サブスクリプションシステムに不動産オーナーとして参加するにはどうしたらいいのでしょう。
ホームページを見ると、コンタクトフォームから連絡を取るようになっていました。具体的にはどれくらいのリターンがあるのかは
分かりません。
ホームページの賃貸住宅の例は、風光明媚ないかにも!という物件ばかりで一般的な家では採用されずらいのか、空家問題即解消とは
簡単にはいかなさそうです。
結局は魅力的な街にすることが先?
今回ご紹介した多拠点移住型の仕組みにしても、空家問題をより現実的に解消しようと考えれば考える程、結局は魅力的な街、
住んでみたいと思われる街にしなければ、どうこうなるものではないと思います。では魅力的な街ってどんな街でしょう?
私たちのような街の不動産屋ができることは小さなことかもしれませんが、できることをひとつひとつやっていきたいと思います。
まずは、坂下の交差点の美化活動かな?(笑)
最後までお読み頂き、ありがとうございました!