コロナの感染拡大による飲食店や量販店、百貨店、その他

様々な業種が我慢を強いられていますが、

いよいよ建築業界にも結構深刻な問題が出てきました。

「ウッドショック」です。

去年、コロナが蔓延しはじめた頃、中国で部品を生産していた建材が

軒並み品不足となり、当社も便器やウォシュレットが入荷せず

お客様に1か月以上お待ち頂いたこともありましたが、今回は

材木が不足するという問題が出てきました。

カナダの米松が松くい虫の被害に遭い、その3割程度が出荷出来なくなった、

アメリカの新築・リフォームなどの建築ラッシュによる木材の大量消費と輸出制限、

リモートワークによる世界的な建築ラッシュ、

中国による木材の買占めなど、多くの要因が絡み、世界的な木材の供給不足になっています。

この問題は一時的ではなく、年内は目途が立たないのではないかと言われていて、

(まだ5月というのに・・・)

建売業者さんや工務店では着工済みや契約済みの分は木材を確保出来ても、これから新規の分は

木材の調達が難しいと木材商社から連絡があった、という話もあるようです。

困りましたね。。。

 

ホームセンターの木材コーナー。薄ベニヤは品薄のようです
下地に使うホワイトウッドの間柱は欠品中でした。
品不足についてのお知らせも貼ってありました

 

当社も少なからず、リフォーム工事をお受けしています。

既に受注している工事分の木材、さてどうしたものでしょう?

関係各社に相談しなければ!!