ようやくコートが要らない気候になってきました。

週末は最高気温20℃以上になるようで、お花見も今週末が

最後かもしれませんね。

神戸市全域で用途地域の見直しがされるようです。

「用途地域」は、住居、商業、工業など市街地の土地利用についての大枠を定めた都市計画制度であり、建築物の用途や形態(建ぺい率、容積率、高さ)等の規制・誘導により、秩序あるまちづくりを進めていくための基本的なルールです。
本市では、昭和48年に当初指定を行い、その後、都市を取り巻く社会経済情勢の変化に応じて、概ね5年ごとに全市的な「用途地域」の見直しを行ってきました。
昨今では、進展する人口減少・少子高齢化への対応に加え、夫婦で就労する世帯の増加や新型コロナウィルスによる生活様式の変化などライフスタイルや価値観の多様化を背景に、職場、生活利便施設等と居住地が近接した持続可能な生活圏の確保や、民間投資を誘発しながら神戸経済を支えるまちづくりなどが求められています。
これらの背景を踏まえ、この度本市では、現在の都市構造を支える都心や各拠点それぞれの特性を強化しつつ、日常生活を支える暮らしの拠点やその周辺住宅地においては、住環境に配慮しながら民間の資金やノウハウなども導入し、都市機能の更新や空き家・空地など既存ストックの活用促進、生活利便施設等の立地誘導をすることにより、安全・安心・快適で、活力と魅力ある持続可能な都市空間の形成を図るために用途地域の見直しを行います。   (神戸市HPより引用)

我が西区では、西神中央をはじめ王塚台、中野、南別府、天が岡、長畑町、岩岡町なども対象となっています。

例えば中野だと建蔽率、容積率が40/80のエリアの第一種低層住居専用地域を50/100に変更するとなっています。

但し、敷地に対して大きなサイズの家が建つだけではなく、外壁後退1Mの条件が追加されるようで

(敷地の境界から建物の外壁後退を1M)、間口の狭い土地には更に細長い建物しか建たなくなり、

良いことづくめではなさそうです。

とはいえ、行政が動き膠着した状況から動き出すのは良いことです。

見直し案の募集は8月まで延長、その後検討して 今年度中に変更になるようです。

西区の詳細

神戸市用途地域変更案について