売却依頼をする不動産会社が見付かってホッと一安心・・・。

今回は売却中の、お客さんは家のどこを見るの?売却中に気を付けたいこととは?など気になる事をQ&Aにまとめてみました。

Q1.自宅を売却することになりました。住みながら売却するのですが、近所に知られたくありません。

A. 不動産の販売活動の方法は、インターネット、チラシ、現地のオープンハウスがあります。もしご近所に知られたくないということでしたら、チラシをやめる、ネットに詳しい住所や外観を載せないという方法をとることが可能です。ただし、物件を探している方の多くは写真が多く掲載されている物件の中から決めることが多いようです。

Q2.15年前に築10年経った中古の一戸建てを買いました。今回売却しようと思いますが、入居後一度もリフォームしていません。タバコを吸っていたこともあり汚れが気になります。

A. 一般のお客様はリフォーム済みの物件の方がローンが組みやすく、少し値段が高くても気に入る傾向にあります。クロスについた、タバコのヤニはキッチン用の中性洗剤で簡単に取れますが、何年も掛けてついた汚れは取るのが大変です。ひどい汚れの場合、目立つ箇所だけクロスの張替をするだけでも臭いが取れ、見違えるほど明るい部屋になる事があります。ちなみにリビング(15帖程度)の壁、天井のクロスを張り替える場合、10万円位で張替が可能です。(荷物の移動は別途になります)

Q3. 空家にしてから売却した方が売りやすいのでしょうか?

A. 住みながらのご売却の場合、いい意味でも悪い意味でも生活感が見学者に伝わります。また見学の日時を調整する必要が出てきます。空家になってからの売却が理想的です。

Q4. 見学者に自分の家のセールスポイントを自分でアピールしてたいのですが・・・。

A. 売主さんの中には、リフォームの履歴や立地上のメリット、建てた時の思い入れなどを見学者の方に熱く語る方がおられますが、必ずしも良い事ばかりではありません。

見学者側からすると、「そんなに良い家なら何故売るのかな?」「随分と必死だなぁ」などと思われることもあります。仲介に入っている不動産業者に上手にアピールしてもらうのが成功の秘訣です。

Q5. いよいよ週末に内覧になります。どの程度片づけておけばよいのでしょうか?

A. 一般の購入者の方は第一印象を重要視します。荷物で溢れかえっていると、収納スペースが少ない印象を持ちますし、汚れているとリフォームが必要=費用が掛かると悪い印象を持ちます。

また、意外に印象に残りやすいのが「臭い」です。住んでいる本人は気付きにくいのですが、初めて訪れる見学者は臭いに敏感に反応します。

掃除も大切ですが、訪問前に換気を行いましょう。ペットを飼っている方は特に注意が必要です。

また、室内だけでなく、玄関廻りや庭の雑草、不用品を放置していないかなども家の印象を左右します。

それと家のあらゆる照明を全てつけておくこともお忘れなく。

昼間でも玄関先や北側の部屋は暗くなりがちです。お家に入った瞬間、パッと明るい家はそれだけで他の物件よりも売れやすくなります。