ここ一カ月は自社物件の古ビルの室内解体を行っています。

居宅12部屋の内、10部屋、店舗4部屋の内、3部屋が空室

ですが、築古ビルの為 あっちもこっちもガタがきています。

本来なら解体屋さんにお願いして、室内の解体をお任せしたいところですが、

不動産リサーチは「出来ることは自分たちでする」がモットー(単なるケチとも言います。ものは言い様です。)

ですので、

スタッフK氏と3人で、来る日も来る日も解体をしております。

室内から出た廃材は、一部屋で木くずだけでも1トン!

 

そんな中現場ではハプニングがつきものですが、滅多にお目に掛かれない大ハプニングが起きました。

解体中に脆くなった給水管が破損し、「ダムの放水か?」っていうくらいの勢いで水が給水管から吹き出し、

止水栓を閉めても一向に水は止まらず、

ポンプ室の水栓を止めなければ水が止まらないことが分かりましたが、

ポンプ室の鍵が事務所だと判明。スタッフKが走って取りに行き(往復15分)

発生から25分位経ってようやく水が止まりました。

上半身裸になって水漏れした所を塞ぐ社長。頭を抱えるスタッフK。室内が水浸しです。

ポンプ室の元栓を閉めて水が止まり、

その後はバケツで水を汲みだしました。

急遽無理を言っていつもお願いしている設備屋さんに走ってもらい、

給水管を交換してもらって、居住者さんには数時間の断水で済みました。

幸い、漏水が起きた部屋の階下は誰も利用していなかった為、

2次・3次の被害にはつながりませんでしたが、一時はどうなることかと

大いに焦りました。

写真は落ち着いてから撮ったもので、もし水が噴き出ている動画を

アップしたら、バズってもおかしく無いくらいの水の吹き出し様でした。

古い建物の為、給排水管のどこから漏れてもおかしくない状況だということが分かり、

水廻りの配管は全て交換することにしました。

費用は掛かりますが、空室の今だからこそ出来ることなのでそこはしっかり業者さんにお願い

しようと思います。

 

6月2週目には、今年の田植えを行いました。

田植えを頑張る社長
天上川から見下ろした田んぼの様子。今年の田植えが終わりました

 

来年の今頃は、綺麗にリノベーションが完成したテナントの一室で

今回の水漏れ事件を笑って話ができるように、、その日を夢見て、

明日からまた、解体作業を頑張りたいと思います!