毎年、6月頃に届く固定資産税の納付書。
4期に分けて支払えるといえ、少しでも安くなればうれしいものです。
さて、ご自宅をリフォームすると固定資産税を節税することができます。
どんなリフォームでも節税対象になるわけではありません。
具体的には、下記の3つの工事が対象となります。
- 耐震改修工事
- バリアフリー改修工事
- 省エネ改修工事
の3つです。
1の耐震改修工事では、昭和57年1月1日以前に新築された住宅で、
現行の耐震改修基準に適合する工事(50万円以上)を施工した場合に建物分の
固定資産税の約1/3が減税されます。
2のバリアフリー改修工事は、新築された日から10年以上経過した住宅で、
65歳以上、要介護又は要支援、障害のある方のいずれかが居住する場合に
減税されます。こちらも工事費用が50万円以上、約1/3(住宅部分)の減税となります。
3は1とほぼ同じ条件ですが、昭和57年1月1日以前の住宅、省エネ改修工事の費用が50万円
以上、約1/3の減税となります。
詳しくは市町村の固定資産税課に確認をして頂きたいのですが、
節税のために工事をする、という程の節税額ではありませんが、折角ある制度なので
使わない手はありません。
因みに工事完了してから3ヵ月以内に申告する必要がありますので、工事完了されている方は
お忘れなく!尚、工事前の方は、節税の対象になる工事かどうかを業者さんに一度ご確認
されてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました!