例年9月から翌年の3月までは不動産の売買や賃貸が活況になる時期です。
不動産業界の繁忙期であります。
さて、今年は新型コロナウイルス感染拡大という不測の事態になり、
4月には緊急事態宣言が発令され、経済が全く動かなくなりました。
緊急事態宣言が解除された5月下旬以降、人々は動き出しましたが、
まだまだ完全復活には程遠いようです。
さて、不動産業界はどうでしょう?
4月~5月にコロナ禍で動かなかった取引が後ろ倒しとなり、8月、9月は
物件、特に中古戸建やマンションの売買が活況で特に8月の増加率としては
1990年5月以降で最大となったようです(近畿不動産流通機構調べによる)
私達の商圏エリア、神戸市西部や明石市はどうかというと、実感として
①1000万前後~1500万前後の中古戸建の在庫不足感
②数年前より価格が1~2割上がっている(物件によっては3割)
③売却希望の方が様子見をしていて、新規物件が出てきにくい
などは特に感じます。
②については、路線価が上がって不動産価格の底上げになった、というよりも
不動産業界による(業者の値段付けによる)価格操作といった印象が強く、
いつまでこの高値付けが続くのか、というのは注視する必要がありそうです。
ただ、今売却を考えられている方にとっては数年前よりも高く売れる(かも)という
こともあるので、またここしばらくは超低金利も続く予想も聞きますし、
高く売却できるチャンスと言えると思います。
緊急事態宣言中は不動産業界も全く動きませんでしたが、解除されてからはほぼ例年通り
に動いていますので、売却のタイミングとして問題ないですよ。
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