12/3発表の三井住友銀行の住宅ローンの金利の引き下げ幅が過去最大となりました。

なんと、最大で-1.975%です!!

これは借り換えではなく、新規で住宅ローンを用いて住宅購入をされる方対象ですが、

変動金利なら0.5%になるなんて、本当にびっくりの金利です。ほぼ無いに等しいです。

ここまで金利を抑えられた理由のひとつは、「WEB申込」になったからなのですが、一般的に住宅ローンは

①事前審査→②仮承認→③本申込→④本承認→⑤金銭消費貸借契約→⑥決済

という順番で行われるのですが、三井住友銀行では①の事前審査から本申し込みまで全てWEBで対応し、⑥の決済もWEB上で行います。

作業を簡素化している、というのが大きな理由のひとつだと思います。

ただその一方で銀行も顧客獲得(借り入れをしてくれるお客さん)に必死ということでしょう。インターネット銀行の参入やフラット35系の銀行の台頭などで競争が激化していることは容易に予想がつきます。

そもそも低い金利の住宅ローンは、銀行にとって利ザヤが小さくメリットがあまりないようで、大手都市銀行によっては住宅ローン自体を積極的に行わなくなっていきつつある所もあるようです。

最近つくづく感じるのが、「今まで通りのやり方では段々通用しない世の中になってきたな~」ということ。

今まで当たり前だと思っていた事が、当たり前じゃなくなってきている、と感じるのは私だけでしょうか?

最後に12月の金利表もアップしておきます。金利自体は大きく変動はしていないようです。